災害時ペットの応急手当【その2】|日本動物福祉協会の活動は、全て会費とご寄付で成り立っています

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災害時ペットの応急手当【その2】

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今回は、より具体的な症状別の対処をご紹介します。

【出血のない軽い小さい外傷】

患部を水で洗い流し、清潔なガーゼ等で水分をふきとり、そのまま様子をみるか、肉球などの傷の場合、ワセリンを塗布しラップ等を巻いて保護します。

【深い大きな外傷】

出血がある場合は、清潔ガーゼやタオルで患部を押えて止血します。それでも、止まらない場合は患部より心臓に近い場所を縛り、2分置きくらいに出血の有無を確認します。決して、縛ったまま放置しないようにしてください。異物が深く刺さっていた場合は、無理に抜かず、様子を見てください。血が止まったら、傷口を観察し、水でよく洗い流してください。その後、清潔なガーゼをあててラップで巻くなど傷口を保護します。

【骨折】

ペットが落ち着いているようなら、骨折した部位に添え木をして包帯やタオル等と固定します。

【やけど】

やけどの場合、患部を冷やします。その後、ワセリンを塗布しラップ等で巻いてください。

【熱中症】

涼しい場所に移動し、大きな動脈がある頸部・腋下・股間を中心に冷やします。冷やしずぎると反対に低体温症になる場合がありますので、こまめに体温(可能なら直腸温)を測定するとよいでしょう。

※注意※

・痛みが強い場合は、ペットが攻撃的になるときがあります。手を出すことが難しい場合は、無理せず、様子を見ましょう。

・包帯・ラップ等は、誤食されないように気をつけてください。